無能サラリーマンブログ

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変な進学校 麻布学園 ②

毎年東大合格者数トップ10入りを果たしている、進学校の麻布学園。その授業内容とはいかなるものなのか?!続きをご紹介します。

〈2限目国語〉

麻布では、先生が独自でプリントなどを作ったオリジナル教材を使用することが多いようです。

〈3限目数学〉

そして昼休み

生徒は個性を出すことが重要と考えているようで、モジャ髪、髭なども個性を表す重要なツールの様です。麻布では、こうした俺はこの分野で個性をだす、この分野では1番といろんなキャラクターを極めるといった空気が生徒間にあり、緊張感があるようです。

〈体育の授業〉

柔道着に絵を描くのは根気がいりそうですな〜

勉強だけでなく課外活動もできるよう、遅くならないよう時間割りも考慮されている。

〈放課後〉

〈まとめ〉

生徒ひとりひとりの個性みて、ただ自由に野放しにするのではなく、きちんと面倒をみるという風潮があるようです。大学合格者数よりも、教養ある人間を育成し、問題に対して、自分の考えをしっかりと述べることが出来る事を重視する教育方針。授業内容も、暗記ではなく、「あなたは考えを述べなさい」と 考えさせる内容が多い。大学さながらの、論文、修論を中学、高校と2回提出する課題もある。その辺の大学生よりよっぽど質の高い論文を書いている。タイトルは「現代社会日本におけるトランスジェンダー」「刑法39条は必要か〜精神障害をどう裁いていくか〜」など、とても高校生が選ぶ内容と思えない。自分の考えを述べるという事の訓練が行われている。 また、「教養総合」という教師が好きなテーマの講座をかかげ、生徒が選択して応募するゼミ形式の授業もあり、 語学「中国語入門」 語学「Let's Watch American Movies」 人文「『日本SF大賞』を読む」 科学「理論物理学に触れてみる」 科学「身近な食べ物を作ってみよう!」 科学「コンピュータを用いた数学演習(数C)」 芸術「篆刻ー印を創るー」 芸術「一芸獲得♪ ワクワクパントマイム」 スポーツ「ボーリング」 様々なジャンルを学び、体感できる授業もある。

私の高校の授業は、大学受験に向けたカリキュラムが組まられていて、受験に関するテクニックは学んだが、ここまで学問に関して深く学んだ事はないです。公式とか単語とか文法とか年号とか必死に暗記してました。歴史など暗記はしていたが、体系的に理解していなかったので少しひねったり、記述などがでるとボロがでる。そして年数が経つと丸暗記したことは忘れてしまった。あの一年は何の為にあったのかなーとも思ってしまう。

麻布のように、体系的に深く学問に取り組む事で、ただ目の前の受験の為ではなく、20年、30年先の人生に役立つ知識、考え方が身につきそうです。羨ましい