無能サラリーマンブログ

無能サラリーマンが日常の事について綴っています

為替 でかいニュースがある時は静観したい

トランプ大統領で人の為替】

アメリカ選挙は、隠れトランプ候補の存在によって、予想外の結果となりました。一国の大統領の選挙結果によって、人々の気持ちは大きく揺れ動きました。歓喜する人もいれば、はたまたトランプタワーへ押しかけ抗議するもの。立場、環境、思想によって大きく行動が異なりました。 さて、そんな人々の心境は、為替の動きにも顕著に表れたかと思います。

トランプ大統領の当選が確定した瞬間、一気にドル安円高が進みました。 これは、トランプ大統領が当選したことで、アメリカへの今後の先行き、リスクを伴う、「まずい、ドルを手放そう!」と投資家がドルを手放したことで、一気に4円のドル安となりました。

しかし、今度はトランプ大統領が丁寧にインタビューに受け答えをする様子が放映されると、今度は一気に円安が進行。一気に106円近くまで上昇。

円高が進むかな?これは流れに乗っといたほうがいいかな?と円買いしたら大損食らってましたね。

さらにトランプ大統領がインフラ投資を拡大するという観測から米長期金利が上昇し、ドル買いが進み、110円台へ突入。あの当選直後の円高は幻のような形で、相場が一転してしまいました。

イギリスのEU離脱の時は一気に99円まで急激な円高が進みました。投票結果を受け、エントリーした人や結果が出る前から、予想情報を元にエントリーした方もいたと思われます。 当然、ここまで為替が一気に動くということはそうないことなので、この動きに乗じてかなり儲けた人もいるはずですし、逆に予想に反して大損した人もいると思います。この直後あちらこちらで人身事故が増えたというニュースも散見されましたね。

今回のトランプ大統領の結果に関して、俊敏に円高の流れ汲み取り、その後の円安転換に乗れたとしたらかなりの儲けになったでしょう。

でも、この乱高下を予想するのはなかなか難しいのではないのでしょうか? 結果だけ観ると、ここでエントリーしたら結構儲けたのになーと思ってしまうのですが、この動き事態予測するのは難しいでしょう。

日銀、欧州中央銀行のなどの大きな政策発表を狙って売買される方もいますが、予想外の動きをする為、ここは様子見がいいように思います。

安定した時間帯で、コツコツ順張り、逆張りで細かく稼ぐ事が重要だと考えます。 四六時中パソコンの前に噛り付いて、情報収集をするような専任トレーダーの方は、為替変動に対する情報をより早くキャッチ出来るのですが、私はスマホで取引をしているので、情報網に関しては不利です。値動きが始まってから情報が入ってくるので、遅れてのエントリーになってしまいます。 なので、情報戦の読みづらい為替変動には、参加しないと決めています。

【今後はどうなる事やら】

月足でみてみると、ガツンとドル安になった後は長期的にゆっくりとドル高に推移しているように思えます。 リーマンショック以降、アメリカ景気がパンクして、1ドル75円というところから、アベノミクスの効果!?からか緩やかにドル高円安になり、1ドル125円となってます。 そして再びドル安円高へ。この間に原油価格の暴落があったり、円高にならないよう財務省が介入したが、黒田バズーカのゼロ金利で一気に円高へ。そして、イギリスのEU離脱を受け、一時100円を切って、トランプ大統領登場により、再び円高へと進むと思いきや、円安と今の所シフトしてみます。

バブル前から比べると125円〜最高値75円を行ったり来たりという感じですね。

今回の選挙で再び120円に行くのか、はたまた円高の流れは変わらず、再び100円を切るのか?

皆が右を向いている時に、左を向く人間が最終的に勝つ。このまま円安方向に進んでもしっかりターニングポイントが狙えるように、日々の情報収集に取り組まなければなりませんね。(とりあえず今日は寝て明日考えよう)